協会概要
管路施設は年々、老朽化が進み、修繕および再構築の必要性が高まっています。
特に管渠では、内部腐食、クラック、管渠の接合部からの浸入水や木の根の侵入等の多くの問題を抱えています。このような多くの問題を抱える下水道管渠を非開削で更生または修繕する技術です。スルーリング工法協会は技術の向上と健全な普及を推進することを目的としています。
事業内容
上水道事業、下水道事業、農業用水事業、治水事業の経営に関する調査研究を行うこと。
管渠の更生技術に関する調査研究を行うこと。
管渠の更生技術の規格について研究を行うこと。
管渠の更生技術の研究開発を行うこと。
管渠更生の調査及び設計を行うこと。
機関雑誌その他、各種管渠の更生技術に関する参考図書を刊行すること。
見学、視察、講演会又は講習会を開催すること。
前各号のほか、本会の目的を達成する為に必要なこと。
下水道推進機構技術審査証明習得
■技術審査証明とは
(財)下水道新技術推進機構は民間における、研究開発の促進および新技術の下水道事業への適切かつ迅速な導入を図り、下水道施設の機能向上を図ることを目的に建設技術審査証明事業を行っています。この事業は、新技術について受付審査会で対象技術としての適否が審査され、その後、国・学識経験者・研究機関などからなる審査証明委員会や技術部門別委員会で厳正に審査され、承認を受けた技術に対して証明書が交付されます。また、それぞれの技術について審査証明書が添付された報告書が作成され、全国の各自治体に配布され、公共事業で新技術導入の際の判断資料として広く活用されております。
本審査証明は、下水道のみ取得であり、その他、農業用水・工業用水については対象外となります。